インフルエンザワクチンはうつべきか?
今月のコラムは、薬剤科が担当させていただきます。
今後、お薬に関する情報などを皆様にわかりやすくご提供できればと思っております。
今回は、インフルエンザワクチンをテーマにお話したいと思います。

毎年秋から冬にかけて流行するインフルエンザ
その発病の予防や重症化を防ぐインフルエンザワクチンについての疑問点を解説していきます。
★インフルエンザワクチンってほんとうに効果あるの?
インフルエンザワクチンは、接種することによってインフルエンザに全くかからなくなるということではありません。
でも、うっても意味がないということではありません。
ワクチンを接種すると、身体の中で抗体が作られます。
この抗体は、ウイルスが体内に侵入してきたときに、いち早くウイルスを攻撃し、その増殖を抑える役割を果たします。
これにより、インフルエンザにかかったとしても、熱や咳などの発症を抑えたり、肺炎や脳症といった命に関わる重症化を防ぐことが期待できます。
★インフルエンザワクチンはいつ頃接種するのがいい?
インフルエンザワクチンは、接種してから抗体が作られるまでに約2週間かかります。一般的に流行は12月頃から始まり、1月からピークを迎えることが多いです。
このため、10月下旬から11月下旬頃までにワクチン接種を済ませておくのが望ましいと考えられます。
★接種の副反応は?
最も多い副反応は、接種した部分の腫れや痛みです。通常数日で治まります。
また、発熱・頭痛・寒気・倦怠感などの全身性の症状が出ることもありますが、これらも数日で治まることがほとんどです。
★なぜ毎年接種が必要なの?
ワクチンの効果の持続期間は4~5ヶ月が目安です。
ただ、免疫抑制剤を使用している方、糖尿病・腎疾患など慢性疾患のある方では、効果の持続が短くなる傾向があります。
また、インフルエンザウイルスは、非常に変異しやすいことで知られています。そのため、ワクチンはそのシーズンに流行が予測されると判断されたウイルス株を用いて製造されています。選定されるワクチン株は毎年変わるため、インフルエンザワクチンの接種は毎年行うことが望ましいと考えられます。
★まとめ
インフルエンザワクチンは、インフルエンザという病気に立ち向かうための強力な武器の一つです。
完璧ではありませんが、「かからない」だけでなく、「かかっても重症にならない」ための、命を守る大切な手段となります。
当院では、現在インフルエンザワクチンの接種を受け付けております。
是非ご利用ください。

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