専門外来紹介
老齢脳神経外科外来は、加齢に伴い生じる脳と神経の様々な問題に専門的に対応し、高齢者の皆様の活動的で生きがいのある生活をサポートすることを目的としています。
日本脳神経外科学会専門医/指導医である担当医が物忘れ、うまく歩けない、しゃべりにくいといった、見過ごされがちな症状の原因を画像検査や認知機能評価を通じて診断します。
特に特発性正常圧水頭症や高齢者てんかんなど、診断と治療によって改善が見込める疾患の早期発見に注力しています。
通院での外来治療が中心ですが入院や急性期治療が必要な場合は、適切な連携病院へ速やかにご紹介いたします。
診療内容
以下に高齢者に多く認められる脳神経領域の代表的疾患を解説しておりますので、ご参照ください。あくまで下記は代表的疾患のみであり、これらの疾患以外の内容につきましてもできる限り対応させていただきます。
認知機能障害(いわゆる認知症)
原因としてアルツハイマー型認知症が注目されておりますが、アルツハイマー型認知症以外にも様々な原因疾患があります。
当院では認知機能評価や画像検査を行い、原因疾患の同定と治療を行っております。物忘れなどの症状にお気づきの方は受診をおすすめします。
特発性正常水頭症
それぞれの手足は自由に動かすことは可能ですが、小刻みな歩行状態でうまく歩けない、方向転換がスムーズにできないなどの歩行障害が特徴的です。他の症状として認知機能障害や尿失禁もあります。
原因は脳の中で髄液の循環障害が生じた結果、髄液が過剰に溜まった状態(水頭症)になるためです。これらの症状に当てはまる方は受診をおすすめします。
高齢者てんかん
てんかんは小児や若年者に多く認められる疾患と考えられておりましたが、近年では高齢で発症するてんかんも多く診断されるようになりました。高齢者てんかんの特徴は発作が目立たないタイプ(複雑部分発作など)であることです。
いわゆるけんれん症状ではなく、一瞬だけ記憶がない、もうろうとしている、不注意、無反応、奇異な行動など一見、てんかんとは考えにくい症状であることが多いです。詳細な問診と画像検査に加えて脳波検査などで診断を行います。
高齢者てんかんは少量の抗てんかん薬がよく効く場合が多いですので、ご相談ください。
脳血管障害(脳卒中)
脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などがあります。
当院では急性期治療に関しては対応できませんが、診断や予防的治療、慢性期の管理を中心に診療を行っております。
糖尿病や高血圧、高脂血症、心房細動、喫煙歴などは脳卒中発症の危険因子であり、何も症状がなくても無症候性病変(無症状であるが、画像検査にて偶然に発見される脳血管障害)が潜んでいる可能性もあります。
この場合、適切な予防的治療を行うことによって、今後の再発防止することが重要です。
外来担当医表
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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| 午前診 | - | - | - | 奥田 | - | - |

